コンテキストって大事だよねって話

Posted on December 08, 2019  -  1 min read

business-meeting

こんにちは。ハルです。 今回はコンテキストの話です。

職場においてこいつは分かってるなあとかこいつは全然分かってないなあって思うこと最近頻繁にありました。 その両者の違いの大きな要素の一つとしてコンテキストなんじゃないかという考えに至ったので共有します

コンテキストとは

そもそもコンテキストってなんだよっていう人のためにWikipediaから引用すると以下です

コンテクスト(英: Context)あるいはコンテキストとは、文脈や背景となる分野によってさまざまな用例がある言葉であるが、一般的に文脈(ぶんみゃく)と訳されることが多い。文脈により「脈絡」、「状況」、「前後関係」、「背景」などとも訳される[要出典]。

出典: Wikipedia

例えば、写真をとってください

という発言の場合どういうシーンを想像しますか?

コンテキストを追加して考えてみると

カメラを渡されながらとか景色が綺麗なところにいる状況の場合は、(私たちの)写真を撮ってください になりますし、

現像してきた写真を家で見ている時は、(その現像した)写真を取ってください

になると思います

コンテキストがどれくらい共有されているかが大事

私たちは生活の中で主語や目的語を当たり前のように省略して話をしているわけですが、それで問題なくやれているのはコンテキストが共有されているというわけですね

このコンテキストが仕事においてもかなり重要でこのコンテキストがどの程度共有できているかでこいつは分かってるなあとかこいつは分かってないなあの違いじゃないか思うんです

管理職で社歴が10年の人が新卒の人に仕事を依頼することはよくあると思います。

その時にコンテキストをないがしろにして〇〇を作っといてって依頼したとします

新卒と管理職では10年分の社歴があるのでその分コンテキストの差分が最大生まれると考えていいと思います

入社したタイミングで会社の事はひと通り共有されたはずだ、そういう研修があるといっても10年分のコンテキストを埋めることが出来るとは到底思えません。

管理職に人は依頼した仕事が生まれた背景とか今までの経験からの注意点を把握しているかもしれませんがそういった共有がされていないと、完成物が全然違うとか想定外の問題を起こしてしまったとか、進捗が著しく悪いといったことか発生し得ると思います。

管理職と新卒じゃスキルの差でしょと思う人がいると思います。もちろんスキルの差は否定しませんが、同じ社歴の場合でも起こり得る問題だと思います。同じ社歴10年の人同士でも普段からコミュニケーションをとってないような他部署の人の場合、この人全然伝わらないなという事はあると思います。

その場合はスキルではなくコンテキストがどれくらい共有できているかに注目した方がいいかもしれません

コンテキストを大事にしよう

仕事を依頼する側はこれを意識することはもちろん、依頼された人も同じコンテキストを共有できているかを疑うことを怠らないように気をつけましょう

仕事じゃない場所においてもなんか話が噛み合わないなと思ったらコンテキストに着目してみるとスムーズに物事を進められるかもしれませんね

それでは