簡単に身につけられる最低限の交渉術
Posted on December 07, 2019 - 1 min readこんにちは。ハルです。 人生において交渉が必要になる場面は多いですよね。 私も今回引っ越しにあたってどうしてもここがいいっていう賃貸がちょっと予算オーバーなんですよね。
相場的にもちょっと割高そうなのでどうにかして予算以内収めたいと思って交渉術を調べてみました。せっかくなので皆さんに共有します。
返報性の原理
みなさんはこんな経験したことありませんか?
例えば、旅行のお土産をもらって、自分が旅行に行った時はもらった物よりもいい物で返さなければいけないと思ってしまうことなど。
こういった人間の特性を利用して大事な交渉の場面で優位に物事を進めることができたら幸せですよね。 こういった人間の特性は返報性の原理と呼ばれています。
心理学者のデニス・リーガンが行った研究があります。詳しく興味がある人はそちらを見てみるといいかもしれません。
まずは相手に与えることから
相手が借りがある気持ちがあると相手はその借りを返すために与えられた以上の条件の要求だとしても応じてしまうということです。 これが交渉する時に使える基本的なテクニックと呼べる理由はこのルールが適用される条件にあります。
仲の良い人でこのルールが適用されるのはわかりますよね。親友からお土産を、もらったら必ず返そうと思います。さらに、仲のよくない人に対しても返報性の原理は適用されるのです。
譲歩
相手に与える貸しは物でなくても良いんです
実際に自分が交渉をしたい時に相手に物をあげることが出来るとは限りませんよね。 そんな時でも大丈夫です。むしろこちらの方がベーシックだと思います。それは何かというと譲歩です。
1000円の商品を800円で欲しいとします。
その場合単純に200円の値引きをして欲しいと伝えるのではなく、500円の値引きをして欲しいと少し誇張した額を提示します。この500円の値引きの提示は断られるかもしれませんが、その後に200円の値引きを提示しましょう。
これで譲歩の成立です。500円で受け入れられたらラッキーですし、断られても本来望んでいた結果を得られる確率を上げることができるのでいいことばかりですね。
たったこれだけ?とか当たり前じゃんと思った方もいると思いますが私は交渉のプロではありませんし、交渉のプロになるつもりもありません。でもたったこれだけのシンプルなルールで交渉が優位に進むならやらないのは損ですよね。
みなさんも返報性というシンプルなルールを使って叶えたい結果が得られるといいですね。 それでは。